トレス・デル・パイネ国立公園でWトレックに挑戦!(1日目)

前回の準備編に続きまして、トレス・デル・パイネ国立公園でWトレックに挑戦した時の体験談を紹介します。

前回の準備編はこちら


Wトレック初日の行程

初日はまずバスでトレス・デル・パイネ国立公園の管理事務所(上図のS地点)に向かいます。そこからバスでキャンプサイトに移動したのち、目玉であるトレス・デル・パイネを間近で拝むべくラス・トレス展望台を目指します。

プエルトナタレス~管理事務所

必要な荷物をすべてバックパックに詰めて、トレッキングシューズを履いてバスターミナルへ向かいます。持っていかない荷物はホステルのロッカーに保管させてもらいました。たぶんプエルトナタレスのホステルであればどこでも荷物を預かってくれると思います。有料ですが日本円で500円ぐらいだったはず。

7時発のバスに乗ってパイネ国立公園に向かいます。2時間弱ぐらいで到着しました。

公園の事務所で公園内のルールをまとめたビデオを見たり入場料を払ったりします。朝は観光客が押し寄せて行列ができているので、やはりプエルトナタレスは少しでも早く出発したほうがいいと思います。

事務所内ではトレス・デル・パイネの天気がホワイトボードに書かれているので、確認しておきましょう。雲のモクモク感と黒猫がいい味出しています。


ちなみに僕の滞在日は25 ~ 27日で、トレス・デル・パイネを近くから見るラス・トレス展望台に行くのは1日目の25日。残念ながら雨でした。

管理事務所~キャンプサイト

入場手続きが終了したら別のバスに乗り、一泊目のキャンプサイト(ラス・トレス)近くまで連れて行ってもらいます。歩いても行けるそうですが、大して見どころもないのでバスに乗るのがいいと思います。

バスから降りたらビジターセンターのような建物内で入園申請書のような紙を提出します。このときにキャンプサイトの予約確認が行われますので、予約確認メールなどを提示してください。この建物内には食事や飲料の販売もしていますので、不安な人は購入しておきましょう。

1泊目のキャンプサイト(ラス・トレス)は歩いて5分ほどのところにあります。チェックインしてテントを張り、寝袋などのトレッキングに要らない荷物は置いておきましょう。


キャンプは世界一周中に何度か体験しましたが、1人でテントを張るのは実は初めて。なんとか形になりました。なおこの時点で雨が降り始め、さらに風が強くなってきました……不安だったので重そうな石でテントの四隅を押さえています。

キャンプサイト~ラス・トレス展望台

時刻は11時をまわり、いよいよラス・トレス展望台に向けてトレッキング開始です。最初は標高2,600mのモンテ・アルミランテ・ニエトを正面に歩いていきます。天気は残念ですが、それでもここを歩く開放感はたまりません。


 近くには荷物や人を運ぶ用の馬もいます。

途中で分岐点を右に曲がり、しばらく山道を歩きます。たまに振り返って後ろを見るとパタゴニアの荒野が飛び込んできます。
その後も進んでいくと橋を渡ったり森の中を通ったり




 本当は晴れていたらトレス・デル・パイネの3本の塔が道中からも見えるんですけどね。

そして最後の難関、岩場。ゴロゴロとした岩が続く道(?)を30分ぐらい登ります。


午後2時半を回ったころになってとうとうラス・トレス展望台に到着!いよいよトレス・デル・パイネの塔にご対面……かと思いきや
 やっぱり雲で隠れてよく見えませんでした。しばらく粘ったら雲が晴れないかと願い、雨の降る中を震えながら2時間待ったのですが……

悪化しました。。

これ以上滞在するとキャンプサイトに戻るのが遅くなってしまうので、泣く泣く下山。すでに明日の宿泊地はフィックスしているので、明日に再チャレンジすることもできません。何が何でも晴れたトレス・デル・パイネを見たい方は天気が良い日をねらって日帰りで来たほうがいいと思います(ラス・トレス展望台に登って下るだけなら日帰りで可能です)。晴れていれば下のリンク先のような素晴らしい眺めを見ることができます。

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1人でキャンプ

下山してキャンプサイトに戻ってきたのは7時半ごろ。夏のパタゴニアは日が長いとはいえ9時ぐらいには暗くなってしまうので、急いで夕飯の準備に取り掛かります。しかし出遅れたため調理場(テーブル)はすべて埋まっているんですよね。。複数人でキャンプをする場合は場所取りとか食材の洗浄とかを手分けしてできるんですが、1人は辛いです。

なんとか中心からすごく離れたところにある空きテーブルを見つけてご飯を炊きました。

炊いたご飯の半分はお茶漬けとして今夜の夕飯に、残り半分はおにぎりにして明日の昼食にします。お茶漬けだけだと寂しいので、たんぱく質要因としてサラミを足してみました。……相性は最悪でした。

周りは欧米のバックパッカーたちがキャイキャイ言いながらパスタとか作っているのに、こっちはただの1人サバイバルですよ。1人キャンプは難易度が跳ね上がるうえに、大して楽しくもないことが学べました。1人キャンプで1人調理に挑戦される方はお湯をかければ食べられるレトルト食品とかでちゃちゃっと済ませちゃったほうがいいと思います。

最後にもう一度お湯を沸かして、ティーバッグの緑茶を飲みました。足は疲れ果てたし、天気は最悪だったし、食事もまずかったし。でも一仕事を終えてからテントの中で飲む緑茶は忘れられない味でした。

Wトレック2日目につづく