旅行用バックパックのタイプと必要な容量

 

旅行に出かけるときに必ず必要になるのがバッグ。僕はバックパック+サブバッグの組み合わせで1年間旅に出ましたので、それらの選び方について紹介します。

バックパックの選び方

容量

まず決めなければならないのが容量。大きすぎると移動時に大変なので、なるべく小さなものを用意するといいと思います。目安としては

  • 短期の旅行:30Lぐらい

  • 中・長期の旅行:40~50Lぐらい

のものを用意するといいでしょう。

僕は45Lのバックパックで約1年間旅をしてきました。長期の旅でしたが、このぐらいの容量で過不足なかったように思います。重量も10kgちょっとだったので、拠点間の移動時も大して苦にはなりませんでした。

ほぼ使わない洗濯セットや食器などを入れなければおそらく40L以下でも大丈夫だったと思います。荷物が多くなりがちな女性は+5Lぐらいあってもいいかも。
短期旅行の場合は着替えなど減らせるので30L以下がおすすめ。このクラスだとLCCの機内に持ち込むこともできるのでお得です。

もちろん、本当に旅先で必要なものが多数あったり、あるいはたくさんお土産を買ってきたい人は一回り大きいものを選んでもいいと思います。 ただしその分重くなって移動が制限されることは覚悟してください。

タイプ

バックパックには様々なタイプやブランドがあります。1年間旅行した感想としては、丈夫だったらあまり気にしなくてもいいのでは? ということ。

拠点間の移動は数日に1回程度でしょうし、移動時もバックパックは荷物置き場やトランクに入れておくことがほとんど。観光地を旅行するのであれば宿の近くまでは電車やバスで行けると思いますので、活躍の機会は実は多くありません。

安すぎるバックパックは耐久性が心配ですので、(40~50Lのものなら)10,000~20,000円ぐらいのもので、背負ったときにしっくりきて、気に入ったデザインのものを購入すればいいと思います。


バックパックの開封口はファスナーの場合と巾着の場合があります。ファスナータイプは施錠が簡単な反面、施錠されていても開封する「ポテチ開け」を防ぐのが困難という欠点もあります。一方、巾着タイプは施錠するためにチェーンを取り付けるなど最初に手間がかかりますが、ポテチ開けのような裏ワザの被害にあう心配はありません。

どちらも一長一短ですので、好きなタイプを選べばいいと思います。
(セキュリティについては後日まとめる予定です)

収納できるポケットが多いほうがいいという人もいますが、ポケットには基本的に鍵をかけることができないため、盗まれて困るものは入れられません。僕は全くと言っていいほど使いませんでした。ポケットが少なくても困ることはないと思います。

二気室タイプ(バックパックの内部に仕切りがあり、下からも出し入れができるタイプ)は滅多に使わないものを小さい部屋に分けて入れられるため、あると便利です。その場合は下の開封口の施錠も忘れずに。二気室は利便性だけの問題なので、無くても全く問題ありません。

 サブバッグの選び方

基本的に観光をする際には大きなバックパックを宿に置き、貴重品等の入ったサブバッグのみを持って出かけます。容量としては20Lもあれば十分でしょう。

斜め掛けタイプ、リュックサックタイプなどありますが、個人的にはリュックタイプがおすすめ。両肩に荷重がかかるので長時間の街歩きやトレッキングの時に便利です。

バックパックと同様に丈夫そうで、気に入ったデザインのものを買うといいと思います。

 もしセキュリティを高めたいのであれば、開封口が裏面にあるリュックもおすすめです。
開封口が裏面にあるリュックの例