今回はお気に入りの国・モンゴルを紹介します。モンゴルと聞いてもノマドとか相撲のイメージしか湧かないかもしれません。世界一周する人もたいていは東南アジアに行ってしまうので、こっちに来る人はなかなかいないんですよね。
僕は北京からモンゴル経由のシベリア鉄道に乗ったんですが、その際にウランバートルで降りて6泊7日の中央モンゴルツアーに参加してきました(2018年の6月です)。このツアー、絶景だらけで満足度が非常に高かったので、その様子やツアーの申し込み方を写真多めで紹介します。
ウランバートルから西へバスで数時間、さらに車で未舗装の道を進んだところにある渓谷です。ここで本物のノマドファミリーとも少し交流し、さらに空いているゲルを借りて泊まらせてもらいました。
ゲルにはアンテナがついていて、車のバッテリーを利用してテレビが見られるようになっています。最近は韓国ドラマが人気だとか。
夕飯を食べた後はツアーメイトと一緒にゲルの周りを散歩しました。緯度が高いので夏は夜遅くまで散策することができます。
翌日はホースライドを楽しんだり、オルホン滝を見たり(時期的に水は流れてなかったけど)しました。モンゴルの馬は背が低いので乗りやすいですよ。
なお実際は平原のいたるところに家畜のフンがあるので注意が必要です。まあすぐに慣れて平気で踏むようになるんですけどね。
駐車場から1時間弱ほど山道を歩いてやっとたどり着いたお寺。裏には高台があり、すばらしい眺めを楽しめます。共産主義の時代に破壊され、その後修復されたそうです。ガイドさんが「コミュニズムは国の災厄だった」と言っていたのが印象的でした。
モンゴルのお寺には円筒状の缶のようなものがたくさんあり、それを時計回りに回すと魔除けになるそうです。同じ仏教でも日本と違いがあっておもしろいですよね。
おそらくモンゴルで最も栄えているリゾート。だけど未舗装の道を延々と走らなければたどり着かない。。トイレやシャワーも完備されていました。温泉ではツアーの疲れが取れてすごく気持ちがよかったです。
源泉が近くにあるのでそこにも行ってみるのがおすすめ。また小さな日用雑貨店もあるので、お菓子やお酒も購入できます。周囲には観光客用のゲルが急ピッチで建設されていました。
ものすごい凸凹道を通って、さらに駐車場から20分ほど歩くと山頂に着きます。時間があれば山頂を一周すると楽しいですよ。
ツアーで一番好きだった場所。1日時間をとって近くの丘に登ってみるのがおすすめ。ちょうど天気も良く、素晴らしい眺めでした。
なお湖近くは蚊のような虫が大量に湧いていてすごいです。常に手で追い払わないと歩けません。よくも悪くも、ありのままの自然がどういうものなのかを味わえた気がします。
夜はここのゲルで一泊したんですが、トイレに行ったときに見た満天の星空は最高で、しばらく見惚れて動けませんでした。ウユニ塩湖やサハラ砂漠の星空もすごかったけど、個人的にはここの星空が一番のお気に入りです。
モンゴル帝国の首都・カラコルム。外壁で囲まれた広場の中に寺院があり、その中では貴重な仏像や壁画などを鑑賞できます。
駐車場近くにはお土産物屋さんが並んでいて、モンゴルゆかりの小物を購入できます。でも勧められた「モンゴルの古い硬貨」の中に日本の500円玉が入っているのを見たときは複雑な気分になりました。。
ちょっとしたゴビ砂漠。観光客用にラクダなどもいました。時間的にゴビ砂漠には行けなかったので、ここを歩くのはいい体験になりました。
観光地を見て回るのも楽しかったですが、モンゴルのツアーは移動中も絶景だらけ。羊やヤクのいる景色や名もなき絶景があふれています。
ガイド兼コックは観光客が何を望んでいるのかよく心得ていたし、彼の作る料理はおいしくて毎日楽しみでした。朝青龍に似たドライバーは舗装されていない道も浅い川の中も苦にせず走り回ってくれて、毎日が冒険でした。
また本物のノマドの生活を垣間見れたり、大平原でキャンプをしたのもいい思い出です。
参考までに上記の観光地の場所を載せておきますね。
日本のツアー会社にお願いすることもできますが、なんとなく高そうだったので僕は現地ツアーに申し込みました。僕が申し込んだのはゴールデンゴビというツアー会社。
僕は北京からモンゴル経由のシベリア鉄道に乗ったんですが、その際にウランバートルで降りて6泊7日の中央モンゴルツアーに参加してきました(2018年の6月です)。このツアー、絶景だらけで満足度が非常に高かったので、その様子やツアーの申し込み方を写真多めで紹介します。
観光地の紹介
オルホン渓谷
ウランバートルから西へバスで数時間、さらに車で未舗装の道を進んだところにある渓谷です。ここで本物のノマドファミリーとも少し交流し、さらに空いているゲルを借りて泊まらせてもらいました。
ゲルにはアンテナがついていて、車のバッテリーを利用してテレビが見られるようになっています。最近は韓国ドラマが人気だとか。
夕飯を食べた後はツアーメイトと一緒にゲルの周りを散歩しました。緯度が高いので夏は夜遅くまで散策することができます。
翌日はホースライドを楽しんだり、オルホン滝を見たり(時期的に水は流れてなかったけど)しました。モンゴルの馬は背が低いので乗りやすいですよ。
なお実際は平原のいたるところに家畜のフンがあるので注意が必要です。まあすぐに慣れて平気で踏むようになるんですけどね。
トッフン寺
駐車場から1時間弱ほど山道を歩いてやっとたどり着いたお寺。裏には高台があり、すばらしい眺めを楽しめます。共産主義の時代に破壊され、その後修復されたそうです。ガイドさんが「コミュニズムは国の災厄だった」と言っていたのが印象的でした。
モンゴルのお寺には円筒状の缶のようなものがたくさんあり、それを時計回りに回すと魔除けになるそうです。同じ仏教でも日本と違いがあっておもしろいですよね。
ツェンケル温泉リゾート
おそらくモンゴルで最も栄えているリゾート。だけど未舗装の道を延々と走らなければたどり着かない。。トイレやシャワーも完備されていました。温泉ではツアーの疲れが取れてすごく気持ちがよかったです。
源泉が近くにあるのでそこにも行ってみるのがおすすめ。また小さな日用雑貨店もあるので、お菓子やお酒も購入できます。周囲には観光客用のゲルが急ピッチで建設されていました。
ホルゴ死火山
ものすごい凸凹道を通って、さらに駐車場から20分ほど歩くと山頂に着きます。時間があれば山頂を一周すると楽しいですよ。
テルヒーン・ツァガーン湖
ツアーで一番好きだった場所。1日時間をとって近くの丘に登ってみるのがおすすめ。ちょうど天気も良く、素晴らしい眺めでした。
なお湖近くは蚊のような虫が大量に湧いていてすごいです。常に手で追い払わないと歩けません。よくも悪くも、ありのままの自然がどういうものなのかを味わえた気がします。
夜はここのゲルで一泊したんですが、トイレに行ったときに見た満天の星空は最高で、しばらく見惚れて動けませんでした。ウユニ塩湖やサハラ砂漠の星空もすごかったけど、個人的にはここの星空が一番のお気に入りです。
カラコルム
モンゴル帝国の首都・カラコルム。外壁で囲まれた広場の中に寺院があり、その中では貴重な仏像や壁画などを鑑賞できます。
駐車場近くにはお土産物屋さんが並んでいて、モンゴルゆかりの小物を購入できます。でも勧められた「モンゴルの古い硬貨」の中に日本の500円玉が入っているのを見たときは複雑な気分になりました。。
ミニゴビ
ちょっとしたゴビ砂漠。観光客用にラクダなどもいました。時間的にゴビ砂漠には行けなかったので、ここを歩くのはいい体験になりました。
その他
観光地を見て回るのも楽しかったですが、モンゴルのツアーは移動中も絶景だらけ。羊やヤクのいる景色や名もなき絶景があふれています。
ガイド兼コックは観光客が何を望んでいるのかよく心得ていたし、彼の作る料理はおいしくて毎日楽しみでした。朝青龍に似たドライバーは舗装されていない道も浅い川の中も苦にせず走り回ってくれて、毎日が冒険でした。
また本物のノマドの生活を垣間見れたり、大平原でキャンプをしたのもいい思い出です。
参考までに上記の観光地の場所を載せておきますね。
ツアーの申し込み方
基本的にウランバートルを除いたモンゴルの観光にはツアーでしか行くことができません。自分で運転するには道が悪すぎたり、あるいはゲルを借りて宿泊するための交渉ができないからです。日本のツアー会社にお願いすることもできますが、なんとなく高そうだったので僕は現地ツアーに申し込みました。僕が申し込んだのはゴールデンゴビというツアー会社。
街の中心部にあるので、アクセスも簡単です。ゲストハウスも運営しているので泊まることもできます。
ここに行って、Central Mongolian tour に行きたいと言えば、次回の出発日や料金を教えてくれます。僕のときは6泊7日で350ドルぐらいだったはず。3食付いて1日50ドルぐらいですから、かなりお買い得だと思います。
ウランバートル中心部にはツアー会社がたくさんありますので、もし出発日が合わなければ他のところを当たるといいと思います。
ここに行って、Central Mongolian tour に行きたいと言えば、次回の出発日や料金を教えてくれます。僕のときは6泊7日で350ドルぐらいだったはず。3食付いて1日50ドルぐらいですから、かなりお買い得だと思います。
ウランバートル中心部にはツアー会社がたくさんありますので、もし出発日が合わなければ他のところを当たるといいと思います。
注意点
モンゴルの観光シーズンは基本的に6~8月です。それ以外の時期は寒くて観光できません。たぶんツアーも出ていないと思いますのでご注意ください。
上にも書きましたが、モンゴルにはありのままの自然が残っています。そこらじゅうに家畜のフンが転がっていますので、間違ってもお気に入りの靴で来ないようにしてください。
また湖には虫が大量に湧いているので、虫よけが必須です。
そして特に日本人を悩ますのがトイレ。ツアー中はほぼ青空トイレになりますので、そこは覚悟してください。と言ってもすぐに慣れちゃうんですけどね。ノマドの人が使う簡易トイレもありますが、異様なほどハエが湧いているので、むしろ青空のほうがいいと思います。トイレットペーパーを忘れずに持参しましょう。
シャワーもなかなか浴びられません。浴びられても冷たいシャワーとか。ウェットティッシュやハンドジェルもあると便利です。
上にも書きましたが、モンゴルにはありのままの自然が残っています。そこらじゅうに家畜のフンが転がっていますので、間違ってもお気に入りの靴で来ないようにしてください。
また湖には虫が大量に湧いているので、虫よけが必須です。
そして特に日本人を悩ますのがトイレ。ツアー中はほぼ青空トイレになりますので、そこは覚悟してください。と言ってもすぐに慣れちゃうんですけどね。ノマドの人が使う簡易トイレもありますが、異様なほどハエが湧いているので、むしろ青空のほうがいいと思います。トイレットペーパーを忘れずに持参しましょう。
シャワーもなかなか浴びられません。浴びられても冷たいシャワーとか。ウェットティッシュやハンドジェルもあると便利です。
最後に
中央モンゴルツアーの景色はいかがでしたでしょうか。日本にも自然のきれいな場所はたくさんありますが、モンゴルの自然はスケールが違いますよね。いろんな国を見てきましたが、モンゴルほど自然が手つかずの状態で残っている場所はなかなかありません。
そんなモンゴルですが、近年は観光客が急速に増えているそうです。それに伴って観光客用のゲルやリゾートホテルが急ピッチで整備されていました。いつかは道路も舗装されて、宿やレストランが建てられて、トイレやシャワーが整備されて、湖に湧いて出た虫も駆除されて、もっと簡単で便利に観光できるようになるのでしょうね。
でも、もし「ありのまま」の自然が好きなら、モンゴルが開発されてしまう前に訪れることをおすすめします!
そんなモンゴルですが、近年は観光客が急速に増えているそうです。それに伴って観光客用のゲルやリゾートホテルが急ピッチで整備されていました。いつかは道路も舗装されて、宿やレストランが建てられて、トイレやシャワーが整備されて、湖に湧いて出た虫も駆除されて、もっと簡単で便利に観光できるようになるのでしょうね。
でも、もし「ありのまま」の自然が好きなら、モンゴルが開発されてしまう前に訪れることをおすすめします!