ウユニ塩湖の現地ツアー 選び方と楽しみ方


絶景ブームで年々人気が高まっているウユニ塩湖。アクセスが非常に困難な場所にあるため、ほとんどの人にとって何度も行ける場所ではありません。だからこそ行くのであれば思いっきり満喫したいですよね。今回はウユニ塩湖を思う存分楽しむための方法を紹介します。

この記事のまとめ ウユニを100%満喫するためには......
  1. 雨季に3日以上滞在する
  2. ツアー会社を正しく選ぶ
  3. ・日本人グループで写真撮影を楽しみたい
         :穂高、あるいはブリサ
    ・1人、少人数で楽しみたい
         :穂高・ブリサ以外のツアー
    ・内容を自由にカスタマイズしたい
         :穂高のプライベートツアー
  4. サングラスと高山病の薬を持っていく

ウユニに行く時期

日本人に人気な鏡張りが見られるのは雨季の1月~3月と言われています。乾季でも雨が降りさえすれば鏡張りになるそうですが、確実に見たいなら素直に雨季に訪れたほうがいいと思います。

僕が3月の半ばにウユニを訪れた際は直近で雨が全く降っていなかったにも関わらずきれいな鏡張りを見られました。乾季で直近に雨が降っていなかったらたぶん鏡張りは見られなかったと思います。

なお雨季のウユニ塩湖にも乾いた部分はあるので、トリックアート写真も撮ることができます。

鏡張りを見るための条件

キレイな鏡張りを見るためには天気がベストコンディションでなければなりません。具体的には
  • 風がほぼないこと
  • 雲がある程度でていること
この2つが揃っている日は滅多にありません。僕は3日間ウユニに滞在しましたが、風はないけど雲もない、あるいは雲はあるけど風が強い 状態で完璧な条件はそろいませんでした。

下の写真は無風だけど雲がない状態。個人的にはこの状態のほうが好きですが、人によっては物足りなく感じるのかも。

逆に雲があるけど風が強い日は下のようになります。浅いところでのみ鏡張り状態となりますが、ところどころで塩の突起部が水面から顔を出すためきれいな鏡になりません。


よくインスタとかで見かける、雲が映りこんだ完璧な鏡張り状態を見たいなら、3日~1週間ぐらい粘ったほうがいいと思います。個人的には風があるウユニも雲がないウユニも大満足でしたけどね。

ツアー会社選び 

ウユニ塩湖に行くためには基本的にウユニの町でツアーに申し込む必要があります。ツアー会社の種類は大きく分けると3つ。穂高、ブリサ、それ以外 です。

穂高・ブリサ

日本人御用達のツアー会社。これらの会社は日本人のニーズ、つまり「鏡張りの絶景をバックに写真を撮りたい」ということをよく理解しているため、下のような写真を撮りたいならこの会社を選べば間違いないです。


トリックアート写真も撮ってくれますよ。


これらの写真のポーズはガイド兼ドライバーさんが指導してくれます。「日本人、鏡張り好きでしょ?じゃあそこにカラフルな椅子を並べて、そんで最初はこのポーズね、次はコレ、右から3番目の人もうちょっと手を伸ばしてね、……」といった感じ。

ドライバーさんは基本的にスペイン語しか話しませんが、身振り手振りでなんとなく言っていることはわかると思います。そうは言ってもグループ内に1人でもスペイン語がわかる人がいるとコミュニケーションがとりやすくなります。

これらのツアーでは何も言わなくても日本人のグループに入れてくれるので、たとえ1人で参加してもすぐにほかの人と打ち解けられます。

一方で皆が日本人のため間違いなく同調圧力も生じます。集合写真に興味がなくても、一緒になってポーズをとって写真に写ることが強要(?)されます。

「一人にさせてほしい」といえば放っておいてもらえるかもしれませんが、「アイツなんなの……?」という目を向けられるでしょう。

なお僕がウユニで出会った日本人は100%が穂高を利用していました。穂高かブリサで迷っているならとりあえず穂高にしておけば間違いないと思います。

穂高のオフィスの場所は下の通りです。すぐ隣にブリサのオフィスもあります。オフィスの人は英語が通じるので安心です。



穂高・ブリサ以外のツアー

穂高・ブリサが日本人や韓国人に人気なため、それ以外のツアーは必然的に欧米人が多くなります。彼らはそれほど鏡張りに思い入れがないため、乾いている場所にも時間を多めにとってくれます。

ツアー会社によっては鏡張りの場所に行かない可能性もあるので、事前に内容を確認することをお勧めします。

僕が利用したのはArco Irisというツアー会社。ここのツアーは前半は乾いた場所、後半は鏡張り、最後に沿岸部から夕陽を見るという日程でした。

 穂高のツアーとは違う場所にも連れて行ってくれました。火山の影響でボコボコ泡が沸いているところとか、夕陽鑑賞スポットとか。鏡張りじゃないウユニ塩湖も一味違っていいですよね。





穂高やブリサと違って様々な国の人が集まっているため、みんなで一緒に写真を撮るみたいな同調圧力は生じにくいです。一人でぼーっとしていたい、一人で写真を撮りたいという人にはこちらのほうがおすすめです。

Arco Irisをはじめ、ほとんどのツアー会社のオフィスが穂高オフィスの近くにあります。ツアーの内容は大して変わらないので、感じのよさそうなオフィスに入ってみればいいと思います。

参加するツアー選び

基本ツアー

各ツアー会社が提供するツアーは時間帯に応じて主に以下の通りです。
 
「穂高」のツアー(例)
  • フルデイ+サンセット(10:30 - 20:30)
  • サンセット+スターライト(16:00 - 22:00)
  • スターライト+サンライズ(3:00 - 8:00)
  • デイタイム(10:00 - 15:30)
  • スターライト (23:00 - 3:00)
ツアー会社によって若干異なるかもしれませんが、基本的には同じでした。あるツアー会社に他の会社と何が違うの?と聞いたら「何にも変わんないよ」と自信満々に言われました。もうちょっと差別化する姿勢があってもいいのに……

で、これらのツアーから好きな時間帯のものに参加すればいいと思います。料金は日本円で3,000円前後だったはず。

日本からのフライトチケットに比べればはるかに安いので、気が済むまで何度でも参加するといいと思います。僕は3日間で合計4つのツアーに参加しました。寝不足でもウユニの絶景を見れば目が覚めるので大丈夫ですよ。

参考までにフルデイツアーの日程を紹介します。

穂高

朝:ツアー会社前に集合。車に乗り込んで別の場所で長靴をレンタルする。
午前中:列車の墓場へ
お昼:ウユニ塩湖近くのお土産売り場を散策。
   その後、塩湖の中に入って、パラソルや机・椅子を設置して昼食。
午後①:鏡張りを舞台にみんなで集合写真を撮影。
午後②:乾いた場所に移動してトリックアート撮影。国旗がある場所も訪問。
午後③:鏡張りの場所に戻って、各自自由に夕陽を鑑賞・撮影。
 

Arcos Iris(穂高・ブリサ以外は同様のはず)

朝:ツアー会社前に集合。長靴は適当なサイズのものが車に積まれていた。
午前中:列車の墓場へ
お昼:ウユニ塩湖近くのお土産売り場を散策。その後、近くの建物の中で昼食。
午後①:泡がブクブクと湧き出している場所を散策。
午後②:国旗がある場所に移動して散策。希望者はトリックアート撮影。
午後③:鏡張りの場所に行って、各自自由に鑑賞・撮影。
午後④:沿岸部の夕陽スポットからサンセット鑑賞。

ちなみに列車の墓場は下のように列車の残骸が放置されている場所。


墓場?ただめんどくさくてゴミを片付けてないだけじゃ……?

僕はフルデイツアーに合計2回参加したんですが、2回目に列車の墓場に連れていかれたときの絶望感は半端なかったです。またアレを見なきゃいけないのか……と。

他にも鏡張りを求めて2回目のツアーに参加したため、乾いた場所を散策したりトリックアート撮影を待っているのは苦痛でした。そこでおすすめなのがプライベートツアー。

プライベートツアー

確認したところ、穂高では日程を自由にカスタマイズできるプライベートツアーも開催しているそうです。これに参加すれば行きたくもない列車の墓場や乾いた場所に行く必要もありません。無理してみんなでカラフルな椅子に乗った集合写真を撮る必要もありません。

特におすすめなのが午前中に鏡張りを堪能すること。通常のツアーを見てもらえればわかるように、8~12時にウユニ塩湖に行くツアーはほとんどありません(フルデイツアーとかは列車の墓場に行くので)。

そしてウユニ塩湖は基本的に午前中が最も風が弱くなります。人が少ない最高の条件のウユニを満喫することができるのです。
ただし注意点が3つ。
  • 昼食がついて来ないそうなので各自用意する必要あり
  • 人数が少ないと割高(料金は時間と参加人数で決まるため)
  • ドライバーはスペイン語オンリーなので、簡単なスペイン語スキルは必須

時期にもよりますが、ウユニにカメラマンが滞在していることがあります。最高の写真を撮りたいのであればカメラマンを雇ってプライベートツアーに行くのがおススメ。カメラマンがいる場合はツアー会社のオフィスに張り紙がありますので、チェックしてみてください。

持ち物

必ずサングラスを持って行ってください。ウユニの町でも購入することができます。太陽の光が反射して上からも下からも光が降り注ぐため、これがないと目を開けることができません。ついでに日焼け止めも忘れずに塗りましょう。

トリックアートでやりたいネタがあるなら、小道具も持っていきましょう。

体は塩まみれになるので、マウンテンパーカーとか着ていくといいと思います。ダウンなど洗えないものはマウンテンパーカーの下に着ましょう。

それから高山病の薬。ウユニは標高3,700mにあるため高山病になる可能性が非常に高いです。 事前に日本で病院にかかり、ダイアモックスという薬を処方してもらいましょう。高山病は最悪の場合は死ぬ病気です。死なないにしても滞在中ずーっと頭痛に襲われて旅行を台無しにしないためにも忘れずに薬を携帯してください。

最後に

絶景ブームでたくさんの日本人が訪れるウユニ塩湖。ブームに乗っかるのは少し嫌でしたが、自分の目で見るウユニ塩湖は写真では表せないものがありました。360度どこを見渡しても鏡張りになっている塩湖に立ってぼーっとしている時間は至福のひとときです。

もしウユニの写真を見て行きたいと思ったのなら、会社を休んだり休職したり、あるいは転職の合間などを利用してぜひとも行きましょう!ウユニ塩湖は絶対に後悔させません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。